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テクニカル教室

第15回「トレード戦略編 その2」

掲載日:2019年12月19日

ブレイクアウト売買

ブレイクアウトは、トレンドラインやサポート・レジスタンス、揉み合いレンジ、さらに一目均衡表の雲、各種パターンの上抜けや下抜けの動きのことです。ブレイクアウト売買は、このタイミングを狙った売買手法で、AIやシステム売買にも取り入れられており、短期売買などにも適したピンポイント・トレードと言えます。特に、エントリーするポイントが比較的わかりやすいことから、多くのトレーダーにポイントとして注目されています。

下のチャートは、1日を10分足で表示したチャートとなります。トレンドやサポート、レジスタンスのみを見ていますが、ブレイクするポイントはいくつもあります。また、チャートの時間設定により、値幅や動く速度が異なりますので、ご自身の投資スタイルに合わせたチャートの時間設定が必要です。

ブレイクのタイミングや手仕舞いのタイミングを計る上で、短期スパンのオシレーター指標(下のチャートではスローストキャスティクスを使用)を合わせることで、よりタイミングを厳選(『だまし』を排除する)できます。 トレードの機会は何時でもあります、ご自身が判断に迷うようなチャート形状の場合には、無理にエントリーせずに判り易いポイント、重要なポイントを厳選することも重要となります。

【提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社】

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【筆者紹介】

竹内 友浩
SBIリクイディティ・マーケット 金融市場調査部 副部長
国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA) 認定テクニカルアナリスト
日本テクニカルアナリスト協会 検定会員

証券会社などでコモディティー、証券業務に従事、為替部門ではカスタマーディーラーとして勤務。現在、SBIリクイディティ・マーケット 金融市場調査部に所属、日々ディーリングルーム内で為替動向をウォッチ。SBI証券、SBIFXトレード、住信SBIネット銀行、Yahooファイナンス、雑誌などに寄稿