デイリーレポート

2021年04月16日(金)

15日の東京市場

ドル円

東京市場のドル/円は、前日の海外市場終盤の流れを引き継ぎ、序盤から軟調な動きとなりました。米10年債利回りの上昇ペースが一服しているとの見方や、パウエルFRB議長がインタビューで2022年末まで利上げの可能性は低いとの見方が示されるなど、複数の米金融当局者のハト派的発言が引き続き影響し、ドルは対円で一時108.80まで下落しました。ただ、前日に付けた3/25以来の安値となる108.75が意識されて、底固い動きとなりました。下げ一服後は、ドルが欧州通貨や資源国通貨に対して底固い動きとなったことから、対円でも持ち直して108.96まで値を戻しました。

ユーロ円

東京市場のユーロ/円は、ドル/円が序盤から軟調な動きとなったことに連れて序盤から上値の重い動きとなりました。さらに、一時前日比166円高まで上昇していた日経平均株価が上昇一服となり、下げに転じて一時マイナス圏まで下落したこともユーロの圧迫要因となりました。対円では、序盤に130.58から130.31まで下落しましたが、その後対ドルで持ち直したことから、対円でも130.50台まで値を戻す動きとなりました。その中で、ドイツやフランスの消費者物価指数が発表されましたが、市場予想と一致したこともあり、反応は限定的でした。

15日のNY株式市場

ドル円

NY市場のドル/円は、序盤に発表された米新規失業保険申請件数や3月の米小売売上高が予想以上の改善となったことを好感して一時108.80まで上昇しました。しかし、直後から米長期金利の指標となる10年債利回りが1.618%から1.526%まで低下したことから、ドルは主要通貨に対して下落となり、ドル/円は108.61まで下落しました。その後は、値頃感の買い戻しも見られましたが、良好な経済指標結果を受けて、景気回復の加速期待を背景に米主要株価指数が軒並み上昇したこともあり、投資家のリスク選好の動きが意識され、ドルや円が売られる動きとなり、ドル/円は上値の重い動きが続きました。

ユーロ円

ユーロは、欧州時間に対ドルで3/4以来の高値を付けるなど、ドルや円に対して上昇した流れが一服し、序盤から上値の重い動きとなりました。ドイツのDAXが史上最高値を更新するなど、欧米の主要株価指数が堅調な動きとなり、投資家のリスク選好の動きから、ユーロ/円は一時130.32まで上昇しました。 ただ、その後は対ドルで底固い動きが見られましたが、フランスで新型コロナウイルス感染による死者数が拡大しているとの報道もあり、コロナ感染拡大によるユーロ圏経済への懸念も根強く、対円では上値の重い動きが続いた。

米株式市場

米株式市場では、序盤に発表された3月の米小売売上高、新規失業保険申請件数など、主要な経済指標が軒並み良好な結果となったことで、米景気回復の加速を期待した買いが優勢となり、主要株価指数は序盤から堅調な動きとなりました。さらに、米主要企業の好決算発表が相次いでいることも押し上げ要因となりました。ダウ平均株価は、終盤に前日比337ドル高まで上昇し、取引時間中の最高値を更新、引けにかけてやや上げ幅を縮小したものの、305.10ドル高で終了し、終値ベースの最高値も更新しました。一方、ハイテク株中心のナスダックは、180.92ポイント高で終了し、2/16以来の高値を更新、またS&P500はダウ平均と同様に、取引時間中、終値ベースの最高値を更新しました。






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