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本日の注目通貨トピックス




休載となります。



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◆GBP/USD

先週の英中銀政策委員会でマイナス金利導入の是非を巡る議論を今後も進めていく方針が確認されたこと、さらに英国での感染拡大への警戒感が高まる中、英ジョンソン首相が昨晩、感染拡大防止策による住民への行動制限が半年継続する可能性に言及。英経済の先行きの下振れ懸念につながったことも影響しポンドは200日移動平均線(1.2721㌦)を下抜け、7月23日以来となる1.2711㌦へ下落するなど冴えない値動きとなりました。一方、昨晩会見したベイリー英中銀総裁はマイナス金利の導入について近々導入する状況にはない、と発言。検証には時間が掛かるとしたものの、先週の英中銀政策委員会で金融業界を監督する健全性規制機構(PRA)と今年10月から12月にかけて協議を開始することが明らかとなっており、マイナス金利導入の思惑が継続していることもポンドの上値を抑制する一因となっています。さらに、英EU離脱に伴うEUとの交渉の行方もポンドの先行きを大きく影響する材料となる中、今晩23日にEUのバルニエ主席交渉官がロンドンを訪れ、25日まで非公式の協議が行われるとの報道も聞かれています。ジョンソン政権が既に発行済のEU離脱協定の一部を修正する国内市場法案を提出していることもあり、こうした件に対するEU側の見解との溝を埋めることが出来るのか、議論の行方が注目されます。ポンドは200日移動平均線(1.2721㌦)や日足・雲の下限(1.2759㌦)が上値抵抗線として意識され、一段と下落基調を強める可能性もあり注意が必要です。

◆USD/JPY

昨日のドル円は、雲下限ラインを下抜けて104円41銭まで下落した後、105円台まで反発するなど一旦底打ちしたとの見方も聞かれます。ここから、堅調な値動きを続け、7月31日に104円18銭まで下落した後のような動きとなるのか、再び上値の重い動きとなるのか、NY株式市場や債券市場の状況、さらにドルの対欧州通貨の動向と合わせて注目されます。今朝はここまで105円20銭まで上昇するなど堅調な値動きを継続しています。

また、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインも上向きに転じていることから、ここからさらなる乖離幅の縮小、両線のクロスなどに注目です。

上値のポイント

(1)105円48銭(日足・基準線)(2) 105円97銭(日足・雲下限ライン)

下値のポイント

(1)104円83銭(本日ここまでの安値)(2)104円41銭(22日の安値)(3)104円00銭(21日の安値)



◆AUD/JPY

①豪中銀が次回10月6日の理事会で0.25%の政策金利と3年物国債利回りの誘導目標をそれぞれ0.15%引き下げると豪銀大手ウエストパックが予想。

②今週22日には豪中銀デベル副総裁が為替介入やマイナス金利を含む様々な金融政策 の選択肢を精査していると発言。

③こうした発言を受けナショナル・オーストラリア銀行が10月か11月にそれぞれ0.1% 利下げすると予想。

こうした動きを受けて豪ドル円は三役逆転が完成したことから下振れリスクが高まっています。

① 遅行スパンが価格帯を下抜け

② 日足・転換線が基準線を下抜け

③ 日足・雲の下限を下抜け (今年4月以来)

目先、豪ドル円は7月10日の安値(73円99銭)、200日移動平均線(72円88銭)を下回る水準を目指して一段と下落するリスクが警戒されます。

◆GBP/JPY

既に三役逆転が完成しているポンド円は一段の下落となり軟調地合いが続いています。昨晩からEU離脱に関する交渉のためロンドンを訪問しているバルニエEU主席交渉官との協議は25日まで続くことから、交渉に進展が見られるか、物別れとなるか注目されます。



◆TRY/JPY

昨晩トルコ中銀は政策金利である1週間物レポ金利を8.25%から10.25%へ予想外の利上げに踏み切りました。トルコ中銀は8月以降、コリドーと呼ばれる上限金利と下限金利の幅の範囲内で高い金利で流動性を供給するなど事実上の引き締め策を講じてきたものの、透明性が欠如した措置との批判も聞かれ、リラ安を反転させるには至らず軟調な値動きを続けていました。また、これまでトルコ中銀は国営銀行を通じてリラを買い支える一方、市場ではトルコの外貨準備不足に対する懸念も聞かれ、リラ売りにつながる悪循環に陥っていたほか、トルコ国内のドル買い需要もリラ安の一因とされてきました。今回の決定について声明の中でインフレ期待とインフレ見通しへのリスクを抑制するため、8月以降の引き締め措置を補強する必要があると判断。さらに、物価上昇ペースが想定以上に加速したとしたとの認識を示した上で、ディスインフレのプロセスを回復し、物価安定を支えるため、利上げを決定したと利上げ決定に至った背景を説明。加えて、トルコ経済は7-9月期に著しい回復を遂げているとの認識も合わせて示しました。しかし、トルコ政府が「新経済計画」で示した2020年~2022年の成長率見通しを+5.0%と見込んでいるものの根拠が明確に示されていないことやリラ安による輸入インフレによりGDPの成長が抑制されることなどから成長率目標の達成に否定的な見方が聞かれています。さらに、内需拡大のほか、リラ安による貿易赤字の拡大とともに経常赤字の拡大も加速すると予想されます。また、トルコ政府は2020 年目標として、前年比+5.0%の経済成長が見込むと同時に、財政収支を名目GDP比で-2.9%とすると発表、トルコ政府による景気刺激策としての財政出動規模が縮小される可能性もあり、トルコリラの本格的な上昇のためには抜本的な構造改革が急がれると冷ややかな見方もあり、リラ円は日足・転換線(13円87銭)を上抜けた場合でも14円00銭からの上値の重い値動きが続くと見られます。

◆MXN/JPY

メキシコ中銀は昨晩、金融政策決定会合を開き、主要政策金利である翌日物金利を0.25%引き下げ4.50%から2016年9月以来の低水準となる4.25%としました。しかし、前回まで5会合連続での0.5%の利下げを続けてきたものの、昨晩は0.25%と利下げペースを鈍化させたことからペソ円は利下げ発表直後に4.7994円へ反発したものの上値の重い値動きを続けています。一方で昨日は一時4.6416円まで下落したものの8月4日に付けた4.6216円を手前に下げ止まったことや、日足・雲の上限(4.7629円)を上抜けたこともあり、日足・転換線および基準線(4.8373円)を回復することが出来るか注目されます。

◆BRL/JPY

昨晩ブラジル中銀が発表した四半期インフレ報告書の中で、第3四半期に経済がやや持ち直したとの認識を示し、今年のブラジルの成長率見通しを、従来の-6.4%から-5.0%へ上方修正した。また、ブラジル中銀は先週、政策金利を過去最低の2.0%に据え置き、10会合ぶりに利下げを見送っています。また、今回のインフレ報告書でも政策金利引き下げの可能性についての言及も見られないことから、少なくとも来年後半までは政策金利を据え置くとの見方も聞かれています。こうした動きを受けてレアル円は19円08銭まで反発、目先、転換線および基準線の位置する19円33銭を回復することができるか、来週発表されるブラジルの失業率や財政収支などに対する反応が注目されます。

(出所:SBILM)

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