テクニカル教室

第11回「パターン分析編 その1」

掲載日:2019年11月29日

相場の方向性を見極めるためのチャート・パターンには、大きく分けて「リバーサル(反転)・パターン」と「コンティニュエーション(継続)・パターン」があります。

リバーサル・パターン

リバーサル・パターンは、中長期にわたる重要なトレンドからの変化を表し、上昇トレンドや下降トレンドの終了を判断するパターンです。各パターンには以下に挙げる共通点があります。

1、一定のトレンドが存在する

2、トレンドのブレイクが最初のシグナルとなることが多い

3、トップ形成は、ボトム形成より短期になることが多い

4、トレンドの長さやパターンが大きいほど、その後の価格変動も大きくなる

ダブル・トップ&ダブル・ボトム

ダブル・トップとダブル・ボトムにおいては、下図の①と③はほぼ同レベルにあり、その中間にある②(谷と山)の延長線上をブレイク(抜ける)するとパターン完成となります。また、抜けた②の延長線上は、その後のレジスタンスやサポートとして機能するケースも多く見られます。

②の延長線上のブレイクでダブル・トップとダブル・ボトムのパターン完成を示すシグナルとなります。そして、パターン完成による上値や下値の目標値は、②からの垂線と➀から③までの直線上の交点までの値幅を、ブレイクした➁の延長線上から測った地点が目標点となります。

ヘッド・アンド・ショルダーズ

ヘッド・アンド・ショルダーズは、主要な反転パターンの中でも信頼度の高いパターンといえます。名前の由来は、人間の上半身に似ているからであり、③の頭部と①⑤の両肩から構成されています。また、②と④を結んだラインは首の部分にあたることからネックラインと呼ばれています。そして、②と④を結んだネックラインを抜けてパターン完成となります。一方、逆さの形を逆ヘッド・アンド・ショルダーズといいます。日本では、三尊天井(さんぞんてんじょう)、逆三尊(ぎゃくさんぞん)と呼ばれていましたが、今ではヘッド・アンド・ショルダーズとの呼び名が主流となっています。

ヘッド・アンド・ショルダーズは、②から④を結んだネックラインの延長線上をブレイクしてパターンが完成します。そして、ブレイク後の目標は、③から②と④を結んだネックラインまでの垂線の値幅を、ネックラインをブレイクしたポイントから測った時点である➅となります。

【提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社】

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【筆者紹介】

竹内 友浩
SBIリクイディティ・マーケット 金融市場調査部 副部長
国際テクニカルアナリスト連盟(IFTA) 認定テクニカルアナリスト
日本テクニカルアナリスト協会 検定会員

証券会社などでコモディティー、証券業務に従事、為替部門ではカスタマーディーラーとして勤務。現在、SBIリクイディティ・マーケット 金融市場調査部に所属、日々ディーリングルーム内で為替動向をウォッチ。SBI証券、SBIFXトレード、住信SBIネット銀行、Yahooファイナンス、雑誌などに寄稿

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