平成25年10月7日よりスプレッド縮小にあたり | SBI FXトレード 

会社概要

平成25年10月7日よりスプレッド縮小にあたり

当社では、すべてのお客様に安心・安全にFX取引に参加いただくために、グループの掲げる“顧客中心主義”に基づき、徹底した顧客志向型サービスおよび公正かつ透明性のある取引環境を全力ですべてのお客様に提供することを第一に取り組んでおります。あらためてお客様の利便性を最優先にとの理念に基づき、この度平成25年10月7日よりUSD/JPYのスプレッドを縮小させていただくこととなりました。

当社では、すべてのお客様に外国為替市場の醍醐味を堪能していただくために、経済指標時でも通常時と変わらぬスタンスで取り組む姿勢が私たちの使命と考えます。マーケットの流動性が平成25年6月以降一時的に枯渇するなど外国為替市場において、コンピューター・プログラムを駆使したハイ・フリークエンシー・トレードと呼ばれる高頻度売買が市場の流動性を歪める結果となりました。インターバンク市場が正常に機能しない状況下においては、取引流動性の著しい低下により急激な相場変動が続いた外国為替市場の状況を鑑み、マーケットの実勢に照らしスプレッドの見直しを行い平成25年7月16日以降、基準スプレッドを拡大いたしました。
外国証拠金取引業者の一部ではリスク許容度の高いオペレーションにもかかわらず、マーケットの影響であると説明し、お客様の排除を行ってきたところも見受けられました。当社としてはその低スプレッド故にほとんどの取引がリスク管理型のカバーモデル(お客様へのプライシングを保証する)を旨として、その規範としての責務の重さも認識してきました。しかしながら市場規模が急速に拡大する中で当社が一貫して業界最狭スプレッドを提供することで市場参加者の裾野を広げ、外国為替市場の拡大に貢献してきた自負の一方で市場規模を上回る流動性供給による市場混乱の事態を招く一因を作りだすなど様々な問題を生じさせる環境を作り出してしまったことなどの自責の念があることも事実です。そうした過去の市場検証を行った結果、マーケットへのフローが落着き、安定かつ適正な流動性が継続する状況を確認したこと、さらにお客様からのご意見やご要望を取り入れた上でお客様への高付加サービスを提供。この度当社として他社に先駆けて平成25年10月7日よりUSD/JPYのスプレッドを縮小させていただく運びとなりました。
一方で今後の外国為替市場が多大な影響を与えることになった場合にはその都度適正なスプレッドへの変更を行う可能性もありますのでご了承ください。

当社は引き続き、より良質なサービスを享受すべき善良なお客様のFX取引が阻害されることがないよう、お客様が安心・安全に取引に参加できる環境の整備、市場の安定的な運営を確保することを使命とし取り組んでまいります。お客様一人一人の取引のすべては、当社のカバー先であるSBIリクイディティ・マーケット株式会社を通じて、銀行間の外国為替市場であるインターバンクの流動性をもたらしています。すなわち、お客様一人一人の取引が外国為替市場を動かしているともいえましょう。
したがって今後ともお客様が外国為替市場でのお取引を十分に楽しんでいただく公平な場をご提供することを旨とし、外国為替市場の発展をお客様と一体になって進めていく所存でございます。

尚、当社では、引き続きお客様の大切なご資金を最大限守るため、ロスカット時のレートは全通貨ペアにおいて、取引数量にかかわらず、ラダー表における最狭スプレッドを適用いたします(法人口座を除く)。巷間で言われるストップ狩りは一切行いませんので安心してお取引ください(NOストップ狩り宣言!)。

また、当社では、外国為替証拠金取引を提供するにあたって、多くのお客様からご意見やご要望などをお寄せいただいております。お客様のご意見やご要望などを最大限に取り入れ、お客様とともに健全な外国為替市場のあるべき姿を築いて行きたいと思います。さらには、当社の提供する外国為替市場が我が国の資本主義経済の繁栄に資するため、世界に伍する人材育成、金融リテラシーの向上に繋がることを願ってやみません。

今後とも、叱咤、激励のほどよろしくお願いいたします。