インジケーターを活用した取引方法 | SBI FXトレード 

インジケーターを活用した取引方法

インジケーター=チャートに表示するサポートツール

FXにおける「インジケーター」とは、チャート上やチャート下部に表示するサポートツールです。

インジケーターの活用は、そのチャートが示す意味を分かりやすくする効果があります。多くの指標を組み合わせて分析することで、チャートをより正確に把握することができます。

視覚的に読み取るためのツール

インジケーターは「目で見て分かりやすい」という特徴があり、視覚的にチャートが認識しやすくなるのがメリットです。

視覚的な情報を頼りに、新規注文・決済注文のタイミングを見極めたり、トレンドの流れや転換を予想したりします。

インジケーターは大きく2種類

インジケーター

トレンド系とオシレーター系の2種類に分けて考えることができ、それぞれのインジケーターには特徴があります。

トレンド系インジケーター

相場の大きな流れを確認して、今後のトレンドの方向性を予想する際に活用されるインジケーターです。

相場の動きに合わせた順張りでの取引で使われやすく、主にトレンド相場(一方向に勢いがあり、上昇・下降を続けている相場)で効果を発揮します。相場の全体的な流れを把握できるため、中長期的な予想も立てやすいのが特徴です。

トレンド系インジケーターは、チャート上に直接表示されるものが多くなります。視覚的に分析がしやすい特徴がありますが、複数のインジケーターを同時に表示するとチャートが見づらくなるという欠点があるので、自身の分析しやすい指標のみを表示すると効果的です。

オシレーター系インジケーター

現在の相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するインジケーターです。

その瞬間の売買強弱などを把握することができるため、次のトレンドの方向性を確認する目的で用いられます。

一定の範囲内で上下変動を繰り返すレンジ相場(持ち合い相場)でよく使われ、現状の方向性が不明瞭なときに役立ちます。

オシレーター系のインジケーターは、チャートの下部に設置されることが多く、チャートの動きと比較して未来の相場を予想します。

インジケーターの活用で分析の幅が広がる

FXにおいてインジケーターは重要な指標になりますが、未来の相場の動きを確実に保証するものではありません。

トレンド系とオシレーター系の両方を使う、色々なインジケーターの示すパターンを覚える、表示する指標を厳選するなど、さまざまな工夫が必要となります。

この章で使われた、FXでよく見る単語

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