2023年 新年のご挨拶

2023/01/01

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

2022年は新型コロナウイルス感染症が確認されてから3年目となり、未だ感染症の収束は見通せていないものの、ワクチンや治療薬の普及により、全国旅行支援が開始されたほか、様々な行動制限が緩和され、経済活動が正常を取り戻しつつある年となりました。
改めて、日々医療の最前線でご尽力されている医療従事者をはじめとする関係者の皆さまに敬意と感謝の意を表するとともに、苦難の日常を送られている方々にお見舞い申し上げます。

マーケットを振り返りますと、2022年は「為替の年」となりました。
3月には、FOMCが2018年以来となる政策金利引き上げに踏み切り、金融緩和から引き締めへ、政策の転換を図りました。急速に拡大する日米金利差を背景に米ドル円は、1月につけた113円台から10月21日の151円94銭まで、歴史的な円安ドル高が進行、その後米国の利上げペース減速の観測が強まったことや、日銀による大規模金融緩和策の修正により、年末に向け130円台前半まで下落しました。9月と10月には1988年以来の円売り・ドル買い介入が実施され、大きな値動きを伴う相場展開となりました。

暗号資産市場においては、世界的な金融引き締めを背景とした価格下落に加え、米国におけるステーブルコインの価格暴落や暗号資産大手交換業者の破綻などによって、規制に関する課題が浮き彫りとなり、受難の年となりました。

当社におきましては、お客さまから頂戴しておりましたご意見・ご要望にお応えすべく、6月にWEB版取引サイトにおいて、各サービス(「FX」「積立FX」「暗号資産CFD」)における保有資産を一覧表示でまとめて確認できる「マイページ」の提供を開始、10月にはお取引の分かり易さと更なる取引環境の向上を目的に、注文数量に応じた数量区分の見直しを実施いたしました。

2023年もSBIグループの事業構築の基本観の一つである『顧客中心主義』を貫き、より安心、安全にお取引いただける環境を提供すると共に、社会・経済の変革が進む中で、従来の発想にとらわれない商品・サービスを創出して参ります。
引き続き倍旧のご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

以上、皆さまのご多幸をお祈り致しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

2023年1月1日
SBI FXトレード株式会社
役職員一同