FXのレバレッジとは|仕組みと計算方法

FXのレバレッジとは

レバレッジとは、担保となる証拠金をFX口座に預けることで、預けた資金に対して最大25倍相当の取引が可能になる仕組みのことです。

証拠金とは
FXにおける証拠金とは、取引を行うためにFX会社に担保として預け入れる資金のことで、保証金とも呼ばれます。

レバレッジ=テコの原理

レバレッジ(leverage)は、「テコの原理」を意味する言葉です。

テコの原理は、支点を中心として力点に力を加えることで、本来であれば動かせないような重いものを持ち上げられます。

レバレッジ

レバレッジを効かせることで、少ない証拠金で何倍もの大きな金額の取引ができます。

少額でも投資効果を上げられる取引手法として用いられており、レバレッジ倍率を上げるほど大きな利益を狙えます。

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レバレッジ取引を行うことで生じるリスク

ハイリターンが狙えるレバレッジ取引は、逆に大きな損失につながる可能性があることも理解しておかなければなりません。

為替相場が予想と反対方向に大きく動いた場合も想定し、証拠金に余力を残した状態で取引することが大事です。

ただし、損失が大きく膨らむ前に、保持しているポジションを自動的に精算するロスカットというルールが設けられています。

ロスカットが安全装置になっているものの、レバレッジを効かせた取引をする際、ポジションを持ちすぎないように注意しなければなりません。

ロスカットとは
ロスカットとは、原則20秒ごとのロスカット判定により、FX口座の証拠金維持率が50%を下回った場合、保持する全てのポジションを強制的に決済するルールです。
>>ロスカットについて詳しく見る

SBI FXトレードでのレバレッジのルール

SBI FXトレードでは、預けた証拠金に対して最大25倍相当のレバレッジ取引が可能です。

個人口座の場合

個人のFX取引口座で取引をする場合、最大レバレッジ25倍(一部通貨ペアについては異なります)となります。

1単位取引ができるSBI FXトレードでは、約4円の証拠金(1ドル=100円の場合)で取引可能です。

「1ドル=125円」のときにレバレッジ25倍を効かせた取引をした場合、必要証拠金5円で25ドルを買うことができます。

個人口座の場合

法人口座の場合

法人口座に適用されるレバレッジについては、一般社団法人金融先物取引業協会」が毎週発表する、通貨ペアごとのレバレッジを参照して設定します。

詳しくは「法人口座のレバレッジ一覧」のページをご覧ください。

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