米国雇用統計とは?FXにおける重要指標発表時の対応

米国雇用統計とは

為替相場、ひいては世界経済において重要な指標の1つと言われているのが、米国雇用統計です。世界経済の中心とされるアメリカの雇用情勢が、毎月1度発表されます。

米国雇用統計の発表は速報ニュースになるほど重要度が高く、マーケットに大きな影響を与えます。

アメリカの消費全体における約70%は個人の消費(2021年時点)であり、この個人消費が上向きか下向きかによって、雇用情勢に大きな影響を与えます。そのため、世界中の投資家や金融機関は、この雇用統計の数値を重要視する傾向にあります。

雇用統計の結果はアメリカの景気を如実に表すものであり、為替相場にも大きな変動が起こります。

雇用統計

一般的には上記のような変化が起きやすいと言われていますが、事前に予想している投資家も多いため、必ず決まった方向に相場が動くといった事ではありません。

さらに、アメリカは世界のGDPの約4分の1を占めており(2021年時点)、アメリカの景気動向は世界全体の景気にも影響することになるので、米国雇用統計は世界中から注目されているのです。

毎月第1金曜日に発表される

米国雇用統計が発表されるのは、基本的には毎月の第1金曜日 となります。なお、発表時間は夏時間と冬時間で以下のように異なるので注意が必要です。

           

● 夏時間 日本時間 21:30

           

● 冬時間 日本時間 22:30

         

雇用統計の発表があった直後は、相場が大きく動く傾向にあるため、FXをする際には発表日と発表時間を把握しておく必要があります。

雇用統計で発表される項目

米国雇用統計は、雇用に関する統計を10項目以上発表します。その中でも重要と言われる指標が以下の3つです。

雇用統計で発表される指標

平均時給

平均時給とは、農業部門以外の主要産業の1時間当たりの平均賃金とその増減をまとめた指標になります。

平均賃金が伸びれば個人消費に拡大につながるため、景気やインフレの状況を確認するための指標として重要視されています。

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数とは、農業部門を除く産業で民間企業や政府に雇用されている人の数とその増減をまとめたものです。

雇用されている人の数が多ければ多いほど個人消費が拡大するので、やはり景気の状態を確認するための指標として重要です。

失業率

失業率はアメリカ国内の失業者数(16歳以上の働く意志を持つ人たち)を労働人口で割って算出し、増減とともに公表しています。

失業率が上昇すれば個人消費が減少し、失業率が下落すれば個人消費が増加するため、やはり失業率も景気動向を判断するために重要です。

雇用統計発表時の為替相場の動き

米国雇用統計発表時には、為替相場は普段見せない大幅な動きをしがちです。

特に米国雇用統計は事前の予測値通りにいかないことが多く、いわゆる「サプライズ」が起きた場合には相場が大きく動きます。投資家の立場になると、大きく利益を狙えるチャンスでもあり、大きな損失が出るかもしれないタイミングという訳です。

発表前・発表直後・発表後と分けて、米国雇用統計と為替相場の動きについて解説していきます。

発表前は緩やかな動きをする傾向にある

雇用統計発表前は緩やかな動きをする傾向があります。市場が雇用統計の発表を待っているため、発表前は多くのトレーダーが静観状態を保っているためです。

雇用統計の発表を前に、自分の取引(保有ポジション)を手仕舞いの状態にしておくトレーダーも少なくありません。

発表直後には相場が乱高下する

雇用統計発表時には相場が大きく動きます。21:30ないし22:30ちょうどに発表されるため、ものの1分もしない間に乱高下します。

特に、事前の予測と発表値が大きく乖離した場合には、数分の間に米ドル/円(USD / JPY)のレートが1円以上も動くことも珍しくありません。

仮に事前の予想値とあまりずれていなかった場合であっても、普段よりも激しい動きをする相場になる可能性があります。

発表後の動きも通常に比べると激しくなる

雇用統計の発表後も、調整のために売買が激しくなるため、通常の値動きと比較すると激しくなりやすい傾向にあります。

日付が変わって土曜日の朝方になるまで、普段の相場とは違う状況になると言って良いでしょう。

発表から時間が経つにつれ、緩やかに安定していくのが、雇用統計発表と為替の値動きの関係です。

雇用統計発表時に取引をする場合の注意点

雇用統計発表時には相場が激しく動きやすいため、普段よりも大きく利益を狙うチャンスとも言えます。ただし、その反面、大きな損失が出てしまうかもしれない場面でもあります。

雇用統計の発表タイミングで売買をしようと考えている場合や、ポジションを持ったまま発表タイミングを迎える場合には、十分な注意が必要です。

雇用統計時の注意点

取引時は十分なリスク管理を

雇用統計の発表時には大きく相場が動くので、自分の予想とは反対方向に急上昇/急降下してしまうことも珍しくありません。予想に反した場合には、大きな損失が発生してしまいます。

そのため、「証拠金に余裕を持って取引をする」「損切りするラインを明確に定めておく」など、あらかじめ損失が出た時の対処法を決めておき、十分なリスク管理の元で取引を行いましょう。

保有ポジションの状態を把握

ポジションを持ったまま雇用統計発表を迎える場合には、保有しているポジションが大きな損失を生んでしまう可能性があるので、十分に注意が必要です。

今のポジションがどこまで動いたら幾らの損失になるかを事前に把握し、それに応じた証拠金を準備しておきましょう。

発表前にはポジションを手仕舞いにするというのも、損失を防ぐ方法の1つです。状況に応じて冷静な判断をできるようになりましょう。

情報量豊富なSBI FXトレードをご検討ください

雇用統計発表時の相場は、情報をスピーディーに仕入れて、リスク管理をきちんとおこなうことで、利益を狙える可能性があります。

情報量が豊富でと快適な取引が可能という観点で、SBI FXトレードでの取引をご検討ください。

SBI FXトレードの利点

為替のニュースの配信が充実

SBI FXトレードの特徴として、豊富な為替ニュースを提供している点が挙げられます。

市場と通貨ペアごとに毎日「デイリーレポート」を配信しており、PCからもスマホからもリアルタイムでニュースをチェックすることができます。

この他にも「本日の注目通貨トピックス」や「週間マーケット展望」などFXに役立つ情報を頻繁に配信しています。

スマホからもPCからもストレスのない取引が可能

SBI FXトレードは、外出先や移動中でもストレスなくFXができるよう、スマホアプリから快適に取引可能な環境を整備しています。

視覚的にわかりやすい注文画面・豊富なテクニカル指標など、取引を快適にサポートする機能を多く取り揃えています。

もちろん、PCの取引画面も充実していますので、いつでもスムーズな環境でFXをすることができます。

SBI FXトレードは少額取引が可能

少額取引が可能な点はSBI FXトレードの大きな特徴の1つで、米ドル/円(USD/JPY)であれば「約4円」の資金から始めることができます。

他の銀行やFX会社では、数千円~数万円の資金は必要である現状を考えると、初心者でも始めやすいと言えるのではないでしょうか。

最初のうちは少額の取引で感覚を掴みながら、少しずつ取引の精度を上げていきましょう。

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