よくある質問

FX取引に関するご質問

Q

トレール注文とはどのような注文ですか?

A

トレール注文とは、逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文で、逆指値を注文するときに値動きによって売り逆指値価格を引き上げたり、買い逆指値価格を引き下げたりすることが可能です。トレール価格は注文に対して有利な場合のみ変動します。

トレール注文

A 現在レートが110.00のとき、逆指値価格を109.80、トレール値幅を0.40と設定したのでトレール価格は109.60となります。

→現在レートが逆指値価格である109.8まで下落するとポジションが決済されます。

B 現在レートが0.10上昇して110.10になると、トレール価格も0.10上昇して109.70になります。

→この時点でも逆指値価格が決済注文価格となるため、現在レートが109.80まで下落するとポジションが決済されます。

C 現在レートが0.20下落して109.90になっても、トレール価格は変動せず109.70のままです。

→この時点でも逆指値価格が決済注文価格となるため、現在レートが109.80まで下落するとポジションが決済されます。

D 現在レートが上昇し続けた場合、トレール幅は0.40を維持して上昇します。

→この場合、現在レートが110.10を超えた時点でトレール価格も引き上げられます。

E 現在レートが110.30になった場合、トレール幅0.40を維持するため、トレール価格は109.90になります。

→この時点でトレール価格が逆指値価格を上回ったため、トレール価格が決済注文価格となります。そのため、現在レートが109.90まで下落すると決済注文が発注されます。

F 現在レートが109.90になった場合、トレール価格の条件が満たされ、成行注文で決済注文が発注されます。

※価格変動により注文価格と約定価格が乖離する可能性があります。