UPDATE 2025.04.02
POST 2022.04.01
スキャルピングとは、数秒や数分単位で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていくFXの手法の1つです。
FXには多くトレードスタイルがありますが、その中でも新規注文から決済注文までにかかる時間が非常に短い手法として知られています。
FXには、大きく分けて4つのトレードスタイル取引方法が存在すると言われています。
スキャルピングで利益を狙うには、チャートの動きを分析してトレンドを瞬時に分析する能力と、素早く売買するテクニックが必要になります。
そのため、スキャルピングはあらゆるトレードスタイルの中でも最も難易度の高い方法とも言われています。
スキャルピングで投資初心者が利益を上げることは、簡単ではありません。しかし、スキャルピングの3つのポイントを押さえておけばスキャルピングで利益を出せる可能性は上がります。
スキャルピングを成功させるための3つのポイントについて詳しく解説していきます。
スキャルピングでは、瞬時の売買判断が鍵となります。利益確定も損切りも判断を素早くおこない、迷わずに決済することで勝率が上がると言われています。
合わせて、自分なりの新規注文/決済注文のルールを決めることも重要です。下記のようなルールを決めて、事前に予約注文をしておくことで、効率よく利益を狙えるようになります。
スキャルピングは短期間での売買を繰り返すため、取引ごとにかかる実質的なコストであるスプレッドが大きく影響します。つまり、スプレッドが狭い環境でトレードするというのはスキャルピングにおいて最も重要な前提条件です。
尚、SBI FXトレードのスプレッドは、業界最狭水準となっているため、取引回数が増えた場合でもコストの発生を抑えることができます。
短時間での取引を繰り返すスキャルピングにおいては、相場の動きが活発な時間帯こそチャンスであると捉える事もできます。よく動く時間に、よく動く通貨ペアでスキャルピングをすると、効率よく利益を狙う事ができます。
一般的に取引が活発になる時間は、世界3大市場の東京とロンドンとニューヨークが開場する時間帯と言われています。
また、取引が活発な通貨ペアはドル/円・ユーロ/円・ユーロ/ドル・ポンド/円・ポンド/ドルなどです。取引が活発な時間に、よく売買されている通貨ペアでトレードしましょう。
スキャルピングはどんな人にも向いている投資スタイルではありません。短期間に売買を繰り返すので、向いている人は以下のように限られています。
丸1日トレードに集中する時間を確保することが難しい人は、スキャルピングで「1日2時間」などというようにトレードの時間を決めてしまうことで、短期間だけ集中してトレードすることができます。
例えばニューヨークの開場時間である22時くらいから2時間トレードするなどして、仕事終わりでもスキャルピングで利益を狙うことは可能です。
スキャルピングは数秒~数分で売買するトレードスタイルなので、集中力と機械的な判断が非常に重要です。
自分で決めたルールに基づいて、ある程度は機械的に損切りと利益確定を繰り返しましょう。
集中力と機械的な判断に強い人はスキャルピングに向いていると言われています。
スキャルピングでは、レバレッジを活用することによって短期間で大きな利益を狙うことができます。
実際に、1日2時間程度の短いトレードで大きな利益を獲得している人も存在します。
もちろん損失が出る可能性もありますが、短期間で大きな利益を追求したい人に選ばれているトレードスタイルでもあります。
スキャルピングは短期で多くの利益を獲得できる可能性がありますが、その分リスクが大きくなる可能性があります。
また、たった数時間でもトレードだけに集中する時間を設けなければなりません。
FX は、自分のライフスタイル・投資資金・許容できるリスク等に応じてトレードスタイルを決定するのがベストです。スキャルピングだけにこだわらず、自分に合った投資スタイルでトレードをおこないましょう。
SBI FXTRADE
FX(外国為替証拠金取引)は異なる通貨を売買し、売買時のレートによって生じた差額で利益を出そうとする取引です。
SBI FXTRADEは、スプレッドやスワップポイント、通貨ペア数など、業界最良水準のサービスをご提供しています。また、初心者の方から、上級者までご満足いただける取引ツールをご用意しております。
この記事を監修した人
SBI FXトレード編集チーム