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2020年11月04日 更新

米株もビットコインも強い11月、2万ドルの背中は見えたか?

Review

レジスタンスを次々突破

先月のBTC相場は堅調な展開。BitMEXの米当局からの告訴を受けて115万円から110万円に値を落としていたBTC相場だが、Squareによる事業法人の資金運用としてのBTC購入第2弾を好感、8月から9月の元落の半値戻しでヘッドアンドショルダーのネックラインであった11100ドルを上抜けた。OKExの創業者が当局に「調査」を受けたため出金停止になるなど12000ドルに上値を抑えられたが、ユーロ高や金の上昇もあり上抜けに成功すると、Paypalが暗号資産サービスを開始するとの報に年初来高値を更新、半値戻しは全値戻しを実現した。その後、しばらく13000ドル近辺でもみ合ったが、シンガポールの大手銀DBSの暗号資産サービスへの進出やJPモルガンがJPMコイン商用化発表と共に同サービス進出を検討と報じられたこともあり、ドルベースで昨年の高値を更新、14000ドル台まで値を伸ばしている。

Outlook

11月は何でも買われる月

10月のBTC相場は陽線引け。先月は米株が本来強い10月でも大統領選前だけは弱いとご紹介したが米株の弱さをしり目にBTCは独歩高となった。グレースケールのCEOは勝者がバイデンでもトランプでも決まらなくてもBTC買いとコメントしたがそうした見方がBTCの独歩高を後押ししたか。11月はBTCも7勝3敗、NYダウも7年連続で上昇している。陰線から陽線に転じた24回の内、単月上昇に終わったのは9回で、アノマリー的には11月は陽線となる可能性が高い。

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