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2021年01月13日 更新

ビットコイン相場の下落がピークアウトか一時的な調整かの見分け方~2017年を徹底研究

正月休みに武蔵丘陵森林公園に行ってきました。例の東横線や副都心線の謎の終着駅とされるところです。因みに田園都市線や日比谷線や東武動物公園とはかなり離れています。因みに弊社が以前あった中目黒駅では森林公園行きと東武動物公園行きとが同じホームに入ってくるので密かに興奮していました。その森林公園ですが、広さは東京ドーム65個分、あれだけ広い東武動物公園の約3倍、代々木公園の約6倍、同じく国営の昭和記念公園の2倍と言えば、どれだけ広いかお分かりいただけるかと思います。

お目当てはアスレチックと、もうすぐ小学生になる長男に自転車の練習をさせる事でした。補助輪付自転車に乗り始めて1年半、そろそろ補助輪を外したいのですが、自前の自転車を外してしまうと元に戻すのが大変なので、まずレンタサイクルで練習させようとした訳です。便利なものでYouTubeで自転車の練習方法なる動画があって、それを参考に練習させると、なんと30分くらいで乗れるようになりました。最初は下り坂でしか乗れなかったのが帰るころには大分うまくなっていて、この3連休は自転車屋で補助輪を外して、近くの公園で練習させると、あっという間に上達、もう普通の自転車に乗る少年になってしまいました。

もうすぐ4歳になる長女もレンタサイクルで補助輪付きの自転車を練習し、自分の自転車を欲しがりました。そこで実家の母に相談することにしました。長男の時に自分たちで買い与えたところ、母がプレゼントしたかったとグチグチ言っていたので、誕生日プレゼントでどうかと持ち掛けました。金を出す分、結構、口も出してきましたが、無事、娘の気に入った自転車を買い与えることが出来ました。

その際に以外なことを耳に挟みました。小職も補助輪が取れたのは年長の時で、亡くなった父と2人で行った代々木公園のレンタサイクルで突然乗れるようになった覚えがあります。その後、しばらくは社宅のお古の16インチに乗っていたのですが、兄が24インチの新品の自転車を買ってもらったタイミングで、自分も20インチの黒の自転車を買ってもらったつもりでした。その時に父も自分用の26インチのスポーツサイクルを買って、滋賀に越してから父とサイクリングに出かけた思い出があったのです。しかし母によれば、父が購入したのは自分と兄の分だけで、小職の分は母方の祖母が小学校の入学祝で買ってくれたそうです。子供の頃の記憶には自信がある方ですが、意外と昔のことは忘れてしまうものです。

この連休中にBTC相場はピークから3割弱下落しました。通常時であれば2割を割れば弱気相場入りと言いたいところですが、ここまで1か月で2倍以上、1月4日から4日で1.5倍に上昇していたことを考えると3割程度の下落はポジション調整の範囲内という気もします。そう言えば、前回の2016年7月の半減期を経た、2017年の急騰相場はどうなっていたのだろう、2018年の急落相場はどうなっていたのだろう、何となく覚えている様でうろ覚えのところがあります。

そこで今回、2017年の3月(2020年の半減期が5月と2016年の7月と2か月ずれているため、2021年の1月と2か月ずらして分析)からの相場展開を見てみると、この1年弱で20倍近く上昇した相場の中でも4割近い調整が3回も見られています。共通するのはその際のピークを越えるのに1-2か月要している点です。一方で、3割に満たない調整も2回あり、いずれも1週間程度で全戻ししています。

一方で2017年12月のピークアウト後の相場では下落幅が4割を超え、前回高値をクリアしない間に次の4割超の下落が来ています。ここら辺りが上昇局面での調整と分かれ目と言えるのかもしれません。纏めると、

①3割前後の調整ならば1-2週間で全戻し、但し4割近い本格調整が近いことを示唆
②4割弱の調整なら上昇相場継続、但し、前回高値をクリアするのに1-2か月要す
③その前回高値をクリアできず次の4割超の下落局面入りした場合はもう強気相場は終わった可能性が高い

といった感じでしょうか。あくまで前回半減期から約250日後のパターンを2017年を例に分析しただけで今回も同じ経路をたどるかは不明ですが、ぴったりとは合わないにしても、こうした自分なりのモノサシがあれば、この激しい相場に振らされず、冷静に対処できると考えます。それにしても2017年って3回も大きな調整をして半年近くもみ合っているのに相場は20倍になった訳で、上記チャートで言えば残りの4か月で壮絶な上げ相場を経験したという事実も覚えておいた方がいいでしょう。

因みに小職の自転車を祖母が買ってくれた経緯ですが、母が通信販売で机やランドセルといった通常、ジジババが入学祝とするものをさっさと買ってしまった結果、仕方なく自転車となったそうです。小職が子供の自転車を相談なく買ってしまった気の利かなさは母親譲りというところでしょうか。意外と歴史は繰り返すものですね。

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