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上記スプレッドは1万通貨注文までの原則固定スプレッドです。スプレッドは注文数量により変化しますので、サービス概要下段の基準スプレッド一覧表で確認ください。


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◆スイスフラン急変動からこれまでの当社の対応をご紹介いたします。
スイス国立銀行の金融政策 (3ヵ月物銀行間金利誘導目標)
スイスフラン/円 新規注文の受付停止についての当社の考え
考察 スイスショックの真相とFX取引の課題
スイスフランショック:経緯とFX市場に与えた影響・問題点
元外銀ディーラーからみたスイスフランの対ユーロ上限撤廃
レート配信の停止がロスカットに与える影響
スイスフラン急変時(2015年1月15日)における当社の価格配信状況(1月22日お知らせ掲載)
【特別レポート】スイスフランの対ユーロ上限撤廃を機に垣間見るスイス金融とお国柄の一端
スイスフラン変動時(2015年1月15日)における価格配信と約定状況
スイスフランの変動等による当社への影響について(1月20日お知らせ掲載)
【特別レポート】スイス中銀、防衛ライン撤廃の背景と影響


元外銀ディーラーからみたスイスフランの対ユーロ上限撤廃


■ニックネーム:おもてなし
【プロフィール】
長年に渡り邦銀および欧米金融機関にてトレーディングを担当、その後国内法人企業向け為替担当営業職に携わり現在に至る

1、背景

スイス中銀の介入の経緯ですが、ユーロ危機の際にユーロスイスが投機筋の売り仕掛けで中銀の介入レベルを簡単に突破1ユーロ1.0スイスまで急落した際に、スイス中銀が大規模介入すると同時に1.2000のフロアの維持と無制限介入を表明し始まりました。それ以降数年間の介入で外貨準備が急増しGDPの8割超にまで膨らんで懸念材料になっていました。

スイスでは去年の年末に国民投票で外貨準備を使って金購入するかが問われましたが結局否決。かなり介入によって外貨準備が増えて運用に対して国民の懸念が高まっていたと思われます。

今年に入り欧州の景気減速、デフレ懸念高まりでECBの量的緩和実施が時間の問題になりユーロ・ドルの下落が鮮明になった中で、スイス中銀のフロア維持のための介入が急増し、これ以上中銀が介入でサポートできるのか、損失に耐えられるのかマーケットで密かに注目材料として語られるようになっていました。私は為替市場ではユーロスイスの下向きのオプションを銀行がプライスを出にくくなって来たといった類の話を一部から聞いていました。 解除はもう少し先の話と思っていたため、突然の解除にはびっくりしました。当日目の前で見ていましたが為替マーケットのプライスアクションも全くパニックであり、ユーロスイスは一瞬にして1.20から0.9684まで暴落し他の通貨も大混乱。寒気を催す値動きで最初の間は茫然と見守るしかありませんでした。もちろんこのような値動きは30年以上の為替の経験者にも初めての動きでした。

しかしこうした中で何より驚いたのは、SBIFXトレードがスイス円のレート配信を絶え間なく続けていたことです。ほとんどのFX業者の多くがスイス円のレート配信を数十分間にわたりストップし、売買できない時間帯があったという中でSBIFXトレードの顧客第一主義に徹した姿勢には頭が下がります。

事後の解説として更なるユーロ安が予想されたECB金利政策決定会合前に、また最近のドル高で対ドルではスイスも高値圏にあったことも決断の要因だったとのことを聞いて納得したものの、当局に対する無力感の方が強く湧きました。同時にレート配信を一方的に止めてしまった複数のFX業者の説明にも心穏やかに、素直に聞き入れることができないのは私だけではないように思います。

2、今後の金融市場への影響、雑感

今回の突然の政策変更発表でいままでの信頼できるスイス中銀のイメージが完全に消滅してマーケットにスイス中銀だけで無く、金融当局全般、金融政策全般に対する不安感が強くなりました。

先週、遂にECBがマーケットの予想以上に思い切った実質無制限の量的緩和政策に出てユーロ・ドルは急落しています。

先進国の中では米国のみ量的緩和をやめ出口に向かいつつありますが、日銀はまだ量的緩和実施中であり一旦様子見、ECBはこれから日銀以上の規模で緩和を進める訳で為替マーケットはまさに通貨安競争のように値動きが激しくなりそうです。

どこまでユーロ安が許されるのか、対ドルでは1.0ぐらいがいいのか、更に下もあり得るのか全く検討もつきません。その際対スイス、英国に与える影響はどうなるのか。SNBの次の政策はどうなるのか、不確定要因ばかりです。

さらに、日本について言えばアベノミクス、クロダノミクスで押し進めている量的緩和政策の帰結はどうなるのか、ソフトランディングできるか不安が生じます。最近証券筋を中心に日経ブル、ドル円ブル一辺倒の人々が散見されますが果してどこまでついて行ってよいのか、いつまで付いて行って良いのか悩んでいます。政府は結局量的緩和を通じて株価、資産の値段を押し上げてインフレ基調に経済を持って行き持続的な経済成長につながる様にいろいろ第3の矢で産業政策を実施して行くわけですが、将来株価だけ上がって経済成長がついて来ない時の株価暴落、日銀のバランスシ−トの毀損に伴う国債格下げ、国債暴落、超円安リスク等々。政策が失敗に終わった時は政府や中銀は助けてくれません。結局突然の声明なりで終わるだけなのかなと思います。今回のスイスの様にいきなり宣言されてある日突然超円安、株安、債券安が訪れてもおかしくないわけです。今できることは、当面は日銀、ECB,FRBの政策を見極めて資産運用することですが、少し長い目で見て今回のスイス中銀の様になんの反省や断りも無く当局がバンザイする可能性も有ると言うことはしっかり頭に入れて金融市場をチェックしながら、行き過ぎた動き、異常な動きに十分注意し為替や株式等の資産運用に臨む必要がある事は改めて思い知らされた次第です。


■ニックネーム:GMT
【プロフィール】
大手外資系金融機関東京支店にて資金繰りを担当、その後長年に渡り国内金融法人及び事業法人向け為替営業職を経て現在に至る

これまでの経過として
・SNB  ユーロ危機に際してフランの対ユーロ相場は急騰し自国の輸出産業保護、デフレ回避のためから2011年9月に中銀は、フランの対ユーロ相場が1ユーロ=1.20フランを突破しないようにするとの目標を設定。
・今年に入りECB理事会で量的金融緩和に乗り出せばユーロの供給量は増えユーロは一段と下落する可能性がある。マーケットでは近いうちにこの上限目標に対する圧力は強まると見られていた。
・1月12日 SNB 「1カ月弱前にあらゆる角度から状況を再評価したが、スイスフランの上限は今後も金融政策の基礎であるべきと確信している」
・1月15日 SNBが突然上限撤廃、フラン急騰。スイス中銀への信頼が無くなり今後の政策運営に影響が出てくる可能性。少なくとも現在保有している外貨建て資産は大きく目減りすることに。
・現在はマイナス金利幅を広げている中、金融など堅実な経済基盤と製造業の高付加価値型を考えるとスイスフラン高に対するある程度の耐性はありそうという認識でフラン高傾向のまま小康状態に。


 スイス中銀は1月15日、2011年9月から設定していたスイスフランの対ユーロ相場が1ユーロ=1.20フランを突破しないようにするとの目標を突然撤廃しフランが高騰したことでマーケットは大混乱になりました。
 ECBが量的緩和に乗り出し国債買い入れに着手した場合スイスフランの上限維持がさらに困難になるのではとの思惑が出ていた中、12日にスイス中銀のダンティーヌ副総裁はスイスフランの対ユーロ上限について、今後も主要な金融政策手段になるとの認識しスイスフランの上限は今後も金融政策の基礎であるべきと確信していると発言していたので梯子を外されたような形になりました。スイスフランを取引している人にとっては重要な材料である中銀幹部の発言が三日前にあったにもかかわらず事前に何の警告も出さず放棄したことはサプライズを通り越して中央銀行としての責任感の欠如を疑いたくなります。
 スイス中銀のバランスシートは膨れあがり、スイスの外貨準備はGDPの7割を超える規模に膨らんでいたわけですからこの無制限介入という手段もかなり無理が生じていたのは確かでしょう。
 意図的に制限、レンジ、ターゲット等を設定している通貨ペアは危ない、資金移動が自由なマーケットでは中央銀行が100%マーケットを制御できるというのは迷信であり確信できないということが改めて証明されたことになります。
 今後のスイスは自国通貨当局の失態で招いた通貨高で自国産業がかなり窮地に追いやられる可能性もありますが、スイスは小国ながら堅実な経済基盤がありますし製造業は極めて高付加価値型でありスイスフラン高に対する耐性はあるという話はあります。
 しかもスイス中銀は対ユーロの為替レートの上限を撤廃の代わりとして、超過準備に適用する金利をマイナス0.25%からマイナス0.75%とし、政策金利のLIBOR誘導目標レンジもマイナス1.25%〜マイナス0.25%に引き下げマイナス金利幅を広げているわけでしばらくすれば混乱は落ち着いてくると考えています。
 ふと考えると日本もアベノミックスという名の元で円安が進んでいますが意図的に通貨安政策を採ろうとすれば後で耐えられないほどの通貨高として跳ね返ってくることになる可能性も出てくるでしょう。なにせ外国為替相場は二つの通貨の交換価値のことで一方だけの意思ではどうにもならないことがあるわけですから。


ところで、今回のスイス中銀の規制撤廃の件では殆どのFX業者がスイス円のレート配信を停止し、数十分後の配信再開のレートでストップロスの判定を行ったことで、多くのお客様が多大な損失計上を余儀なくされた、といった書き込みを多く耳にしました。そうした中でSBIFXトレードは、配信停止をすることなく、荒っぽいマーケットの状況下でもレート配信を続けたことはもう少し大きく取り上げられてしかるべきかもしれません。

自社の損失額がいくらで経営に問題ありません、とホームページ上で掲載したところでお客様のストップロスの計上は多大なものに膨らんだことになるわけです。やはり信頼のおける会社というのは、いざという時の対応が物語る、ということをあらためて思い知らされた大きな教訓の一つだと思います。


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