1/6 取引画面の表示に時間を要する事象の発生と今後の対応について(第2報)
2017/01/13
標記の件、発生原因を特定し対応の方針が決まりましたので続報としてご報告致します。
【発生事象】
2017年1月6日 22時30分頃から23時00分頃の間、取引システムへのログインに時間を要する、もしくはログイン後の画面表示等に時間を要する事象が発生致しました。
【発生原因】
当社の取引システムでは、お客さまの取引画面の操作履歴等(以下、「ログ」という)を全て記録し保管(※1)しております。本事象は、ログの記録処理の完了に時間を要したことにより、画面操作自体の処理が待ち状態となり(※2)、結果として画面表示等に時間を要しました。
※1お客さまからの照会等への対応や当社で事後検証を可能とするためです。
※2取引画面の操作は、1つのログを記録した後に次の操作が可能となっています。
【本件の背景】
通貨ペア追加の影響により2016年の12月に発生した本件と類似する事象は既に対応を完了しており、本対応によりレート更新を中心とする処理が効率化致しました。
しかしながら、効率化をしたことにより、お客さまのアクセスが増加するタイミングにおいて、ログの記録処理にかかる負荷が一時的に上昇し、本事象が発生致しました。
【対応策】
2017年1月14日に本格対応として、以下の対応を予定しております。
(1)ログの記録処理の効率化による負荷の低減(アプリケーションの改善)
(2)ログを記録・保管するストレージの増強(システム基盤の改善)
なお、上記対応策の完了までに類似事象が発生した場合に備え、再発時の事象回避策(暫定対応)の手順は確立しております。
対応の進捗があり次第ご報告いたしますので、ご理解のほどお願い申し上げます。