コーヒーブレイク～年末まで政治イベントに事欠かない展開に～

早いもので2018年も終わろうとしています。今年は皆さまにとってどのような1年でしたでしょうか。また、トレーディングの調子はいかがでしたでしょうか。

クリスマスを控え、徐々に年末モードとなる方も増えていきそうですが、為替市場はまだまだ活況な状況が続きそうです。特に、今年は例年以上に政治イベントが多く、最後まで目が離せない状況が続いています。。

現在の主な市場の注目点としては、

①英EU離脱協定案を巡る議会採決の行方
②米中貿易問題を巡る要人発言
③米企業のクリスマス前の海外事業拠点から本国への収益の送金（レパトリ）

が挙げられます。ファーウェイCFOのカナダからの身柄引き渡しを求める米国と中国側の対立も激化しないか注目です。レパトリはドル高要因となるか注目です。

※米中問題については下記コンテンツも併せてご参照下さい。
G20米中首脳会談の出席者から分析される米中情勢・・・

2018年12月17日以降のイベント

■12月19日(水) 28:00　米国　FOMC政策金利発表
12月12日にトランプ大統領がFRBの利上げを牽制していますが、政権に配慮したと思われることを否定する意味でも市場予想通り利上げすると予想しています。焦点は来年以降の政策金利についてのパウエル議長の会見、さらにはドットチャートや経済見通しの9月FOMCからの変化、また、声明文から『さらなる漸進的利上げ』の文言削除に注目が集まります。

■12月20日(木) 日銀金融政策決定会合
翌21日に11月消費者物価指数の発表を控えていますが、黒田総裁が余計なことを話さない方が市場にとって賢明といった雰囲気も流れています…
21:00　英国　イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）金利発表
英EU離脱問題への言及の有無に注目が集まります。

■12月21日(金) 18:30　英国　7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ、改定値）(前期比)

引き続きSBI FXトレードを宜しくお願い致します。

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