ジョセフ・クラフト 特別レポート
次の焦点は上院選
掲載日:2020年11月04日
大統領選追加コメント
選挙情勢に詳しいワシントンDCの知人と先ほど協議。バイデン劣勢に同意とのこと。民主党のムードは落胆。しかし、ペンシルバニアとミシガン州は郵便・期日前投票の多くが可算されていないため、バイデンへ傾く可能性は残っている。でも明らかにブルーウェーブは無かった・・・。
上院選見通し
大接戦で見通しが付かない。最終的に民主党は50議席か51議席になる模様。トランプ再選と仮定して、50議席と51議席の1議席では天と地獄の違いがある。民主党が攻勢を掛けているものの、バイデンに足を引っ張られたのか、当初見込まれたネット4~5議席が、3~4議席に止まる様子。共和党はコロラドを落としたものの、アイオワを守ったのは大きい。現在46対46の同点で、残り11議席のうち、民主党は5議席を取る必要がある。アリゾナ、メインそしてノースカロライナが最も危うい。モンタナ、ジョージアそしてカンザスも危険だが何とか守れるかもしれない。民主党が上院を奪回する可能性は十分残っているものの、ここでもブルーウェーブはあまり感じられない。
出所:ロールシャッハ・アドバイザリー
【筆者プロフィール】
ジョセフ・クラフト
SBI FXトレード株式会社 社外取締役

1986年6月 カリフォルニア大学バークレイ校卒業
1986年7月 モルガン・スタンレーNYK 入社
1987年7月 同社 東京支社
為替と債券トレーディングの共同ヘッドなどの管理職を歴任。
2000年以降はマネージングディレクターを務める。
コーポレート・デリバティブ・セールスのヘッド、債券営業
そしてアジア・太平洋地域における為替営業の責任者なども歴任
2007年4月 ドレスナー・クラインオート証券 入社
東京支店 キャピタル・マーケッツ本部長
2010年3月 バンク・オブ・アメリカ 入社
東京支店 副支店長兼為替本部長
2015年7月 ロールシャッハ・アドバイザリー㈱代表取締役 就任
現在に至る
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