顧客中心主義に基づく業務運営方針 主な取組みとKPI | SBI FXトレード 

会社概要

顧客中心主義に基づく業務運営方針 主な取組み

方針1:お客さまの最善の利益を追求する業務運営

【1. 業界最狭水準のスプレッドの配信】

全通貨ペアにおいて、業界最狭水準のスプレッドを相場急変時においても安定的に提供いたしました。

当社がホームページで公表しておりますスプレッドの配信率は全通貨ペアの単純平均で99.26%でした。

※スプレッドの配信率とは、お客さまに配信されたスプレッドのうち、広告表示スプレッドの範囲内のスプレッドを配信した割合(実績値)を指します。月次で公表している全通貨ペアの「価格配信のスプレッド提示率」を年間で単純平均して算出しています。

【2. 即時信託保全サービス】

お客さまからお預かりした資産を信託するまでのタイムラグはなく、即時に信託されます。

【3. 取引ツールのリニューアル】

お客さまからのご意見・ご要望をもとに、「WEB版取引画面(WEBNEXT)」を2018年7月にリニューアルいたしました。スマートフォンを含めたマルチデバイス対応を実施したほか、デザインを全面的に刷新し、従来より「使いやすく」、「見やすい」画面構成に変更いたしました。
また「積立FX」の取引画面を2019年3月にリニューアルいたしました。PCでの視認性を高めるデザインに変更したほか、スマートフォンでのご利用に完全対応した画面に変更しております。

【4. オプション取引のサービス開始】

FX取引のヘッジ手段および新たな収益機会の提供を目的として、2018年10月に「オプションFX」サービスを開始いたしました。

【5. 口座開設手続きの利便性向上】

口座開設手続きの利便性向上を目的として、新規口座開設者を対象としたアンケートを実施した結果を踏まえて、口座開設申込画面における画像アップロード枠追加等ご不便をおかけしていた点を改善いたしました。

【6. AIチャットサービスのご提供】

コールセンターが閉じている夜間や休日でも、お客さまのご質問にお答えできるよう、AIチャットサービスを提供しております。

【7. 低レバレッジ商品のご提供】

レバレッジ25倍のFX取引を提供するだけではなく、長期的な資産形成を目的としたお客さまへのニーズに応えるために、低レバレッジでお取引可能な商品「積立FX」を提供しております。当該商品におけるお客さまからの預り資産は継続的に増加傾向にあります。

【8. サービス向上委員会の開催】

「顧客中心主義」に基づき、お客さまからのご意見をサービスに反映すべく、サービス向上委員会を開催し、下記施策を実施いたしました。

・「WEB版取引画面(WEBNEXT)」にカラーバリエーションを追加いたしました。

・オプションFXの注文機能を拡充しました。

・「積立FX」で視認性を高めるためのデザイン変更、リニューアルを行いました。

方針2:利益相反の適切な管理

【カバー率100%】

お客さまから受注した注文を即時に同一数量、同一価格でカバー取引し、そのカバー率はリアルタイムで100%でした。

方針3:スプレッドその他手数料等の明確な提示

【スプレッド配信率の公表】

お客さまの取引数量に応じてスプレッドが異なる仕様(スプレッド配信区分)を採用しておりますが、区分別のスプレッド配信率を全ての通貨ペアにおきまして、当社ホームページにて公表いたしました。

方針4:重要な情報の分かりやすい提供

【お客さまへの注意喚起】

お客さまのお取引に影響があると予想される情報について、当社ホームページのトップページにおいて随時ご提供いたしました。

方針5:お客さまの適合性の管理(ふさわしいサービスのご提供)

【1.お客さまのリスク許容度に応じたお取引】

当社では満18歳から口座開設申込を受け付けております。未成年のお客さまの口座開設審査においては、当社の定めに沿ったうえで、法定代理人が許容する限度額範囲内でのお取引を可能としております。

また当社では、投資者保護の観点より、満81歳以上のお客さまに対し、定期的に投資に関する理解度を確認させていただいており、当社の総合的な判断により、お取引の一部に制限を設けさせていただくことがございます。

【2.1通貨単位からのお取引】

FX取引が投資の入り口となるように、当社では最低取引単位を1通貨単位(米ドル/円の場合は1ドル)に設定することで、少額の資金でのお取引も可能となっています。そのほか、例えば米ドル/円などのレートを小数点以下4桁まで表示するなど、他社にはない顧客利便性を追求し、敷居が高いと思われがちなFXに対して興味を抱いていただけるように工夫しています。

【3.積立型商品のご提供】

当社では、1通貨単位での取引が可能な特徴を最大限に活用し、かつレバレッジを低くすることでリスクを抑えた「積立FX」に定期購入機能を付加し、毎日・毎週・毎月と予め設定した期間で、定期的に外貨を自動で購入できる積立商品を提供しております。長期・積立・分散投資ができる取引であり、仮に高値掴みをした場合でも、長期的には購入価格が平均化されるため価格変動リスクを軽減することができる商品です。

方針6:ガバナンス体制の整備

【1.規程策定、社内研修の実施】

金融庁公表「顧客本位の業務運営に関する原則」に基づき「顧客中心主義に基づく業務運営に関する規程」を策定しております。また、役職員を対象に社内研修を行うことによって、当該方針及び規程の内容について社内周知の徹底を実施しております。

【2.グローバル外為行動規範の遵守意思表明】

グローバル外為行動規範は、外国為替市場における適切な慣行に関する一連のグローバルな原則を示し、外国為替ホールセール市場の健全性と円滑な機能の促進に向けた共通のガイドラインを示すために策定(※1)されました。当社は、2018年5月にグローバル外為行動規範の遵守意思表明をしており、同規範の原則に沿ったかたちで業務を行うことができるよう管理体制を構築しております。また、当社のカバー先である、SBIリクイディティ・マーケット株式会社も同規範の遵守意思表明をしております。当社及び同社は、インベストメント・チェーン(※2)におけるそれぞれの役割を認識しエンドユーザーである当社のお客さまのために、顧客本位の業務運営に取り組むことを約束しております。

(※1)東京外国為替行動委員会:グローバル外為行動規範(http://www.fxcomtky.com/coc/

(※2)金融庁事業局説明資料 14ページ : インベストメント・チェーン (https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/soukai/siryou/20170303/01.pdf

【3.内部監査による評価】

内部監査部門におきましては、サービスの提供を含めた事業運営全般について、当該方針及び規程に基づき適正に実施されているか内部監査を実施し、その結果について取締役会へ報告いたしました。なお、内部監査計画における優先順位の決定においては、リスクアプローチにおける定性評価項目に「顧客本位の業務運営において、重要な業務であるか」の評価軸を設定し、評価結果に基づき年間内部監査計画を策定しております。

方針7 : 方針の定期的な見直しと公表

当社の顧客中心主義に基づく業務運営方針では、毎年度の主な取組とKPIを公表することとしております。また必要に応じて方針の見直しも行い、お客さまの視点に沿った運営を行っております。

顧客中心主義に基づく業務運営方針 KPI

① 2018年度末時点での預り証拠金残高

2018年度末時点での預り証拠金残高

② 『FX(SBI FXTRADE)』および『積立FX』の口座数推移

『FX(SBI FXTRADE)』および『積立FX』の口座数推移

③ 全通貨ペアのスプレッド配信状況(全通貨ペアの月次単純平均)

全通貨ペアのスプレッド配信状況(全通貨ペアの月次単純平均)

※スプレッドの配信率とは、お客さまに配信されたスプレッドのうち、広告表示スプレッドの範囲内のスプレッドを配信した割合(実績値)を指します。
月次で公表している全通貨ペアの「価格配信のスプレッド提示率」を年間で単純平均して算出しています。


④ 新規口座開設者を対象としたアンケート結果

取引サービスにおける満足度(満足+まあまあ満足): 71%

取引サービスにおける満足度

取引ツールにおける満足度(満足+まあまあ満足): 49%

取引ツールにおける満足度

⑤ 既存のお客さまを対象としたアンケート結果

既存のお客さまを対象としたアンケート結果