プレミアムの変動要因 | SBI FXトレード 

オプションFX

プレミアムの変動要因

プレミアムとは

  • オプションの権利に対して付けられる価値のことです。
  • プレミアムは「本質的価値」と「時間的価値」から構成されます。
※コールオプションの場合

時間的価値によるプレミアムの変動要因

■時間的価値とは

  • 権利行使日(以下、「満期日」という)までに原資産価格の変動によって利益が大きくなることを期待した価値のことです
  • 保有オプションがコール・オプション、プット・オプションのどちらでも値動きに対する期待が高いほどプレミアムが上昇します。
  • 時間経過とともに時間的価値は減少し、プレミアムも下落していきます。
※コールオプションの場合

■ボラティリティ

  • ボラティリティとは原資産価格の変動率のことです。
  • 過去データから価格変動率を平均化して算出した「ヒストリカル・ボラティリティ(HV)」と実際のプレミアムから逆算して算出する「インプライド・ボラティリティ(IV)」の2種類があります。
  • 原資産価格の価格変動が大きく、ボラティリティが高くなると値動きに対する期待が高まるためプレミアムが上昇します。
プレミアム上昇要因

値動きの幅が大きいため、ボラティリティが高い

プレミアム下落要因

値動きの幅が小さいため、ボラティリティが低い

■満期日までの残存期間

  • 満期日までの期間の長さによって、プレミアムは変動します。
  • 残存期間が長いほど、原資産価格が大きく変動する可能性が高いのでプレミアムは高くなります。
プレミアム上昇要因
残存期間が長いと、値動きに対する期待度が上がる
プレミアム下落要因
残存期間が短いと、値動きに対する期待度が下がる

■金利

  • 金利は将来の原資産価格の変動に影響します。
  • コール・オプションの場合、将来の原資産価格の上昇に影響するため、金利が高い方がプレミアムも上昇します。
  • プット・オプションの場合、原資産価格の上昇を抑えられる金利が低い方がプレミアムが上昇します。

本質的価値によるプレミアムの変動要因

■本質的価値とは

  • 原資産価格と権利行使価格の差額が利益となる場合に生じるもので、原資産価格と権利行使価格の差額が大きいほどプレミアムが上昇します。
  • 利益とならない場合は本質的価値がゼロになるため、原資産価格と権利行使価格の差額が大きいほどプレミアムは下落します。
  • 保有しているオプションがコール・オプションかプット・オプションかによって本質的価値の条件が異なります。
コール・オプション
プレミアム
上昇要因
プレミアム
下落要因
原資産価格 上昇 下落
権利行使価格 安い 高い
プット・オプション
プレミアム
上昇要因
プレミアム
下落要因
原資産価格 下落 上昇
権利行使価格 高い 安い

■コール・オプション

  • 原資産価格が権利行使価格を上回った時に本質的価値が生じます。
  • 「安い権利行使価格」と「原資産価格の上昇」が差額を広げる要因となり、プレミアムは上昇します。

【原資産価格が120円の場合】
権利行使価格が120円だと本質的価値は0円
権利行使価格が115円だと本質的価値が5円
権利行使価格が110円だと本質的価値が10円

原資産価格と権利行使価格の差額が広くなると本質的価値が上昇するため、権利行使価格はより低いほうがプレミアムが上昇します。
原資産価格が権利行使価格を下回ると本質的価値は0円となります。

■プット・オプション

  • 原資産価格が権利行使価格を下回った時に本質的価値が生じます。
  • 「高い権利行使価格」と「原資産価格の下落」が差額を広げる要因となり、プレミアムは上昇します。

【原資産価格が110円の場合】
権利行使価格が110円だと本質的価値は0円
権利行使価格が115円だと本質的価値が5円
権利行使価格が120円だと本質的価値が10円

原資産価格と権利行使価格の差額が広くなると本質的価値が上昇するため、権利行使価格はより高いほうがプレミアムが上昇します。
原資産価格が権利行使価格を上回ると本質的価値は0円となります。

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