8月のオプションFXプレミアム価格の変動について | SBI FXトレード 

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8月のオプションFXプレミアム価格の変動について

今回は8月のオプションFXプレミアム価格の推移と今後の活用例をご紹介したいと思います。

(※)このコラムで行う取引は、お客さまにオプションの売買を薦めるものではありません。お取引はお客さまご自身の判断でお願い致します。

8月1日にトランプ大統領がほぼすべての中国製品に対して追加関税を課す「対中制裁第4弾」を9月1日に発動すると表明しました。米中の関税合戦がさらに激化し、世界景気の下押し圧力が強まった事から円高・ドル安の流れとなりました。ドル円は1日で109円台から107円台の前半まで約2円の下落となりましたが、その日のオプションFXのプレミアムの推移はどうなったでしょうか。

円高・ドル安局面となった時のオプションFXのPUT(ドル円を売る権利、2019年8月限、権利行使価格108.50円)の購入価格は6500円近辺から14000円台まで一時的に上昇する動きとなっていました。


◆2019年8月1日8:30~8月2日5:30 オプションFXプレミアム推移(8月限)


一方で8月13日に「対中制裁第4弾」について、スマートフォンやノートパソコン、玩具などの特定品目の発動を12月15日に先送りすると発表された事を受けて円安・ドル高となり、8月13日のドル円は105円台前半から一時107円台の手前まで上昇する場面がありました。

円安・ドル高局面となった時のオプションFXのCALL(ドル円を買う権利、2019年9月限、権利行使価格106.00円)の購入価格は5500円近辺から14000円台まで一時的に上昇する動きとなっていました。


◆2019年8月1日8:30~8月2日5:30 オプションFXプレミアム推移(9月限)


米中貿易問題を受けてマーケットのボラティリティ(価格変動の大きさを示す変動率)が高まっている状況で、プレミアムの1日の変動幅も大きくなってきています。逆のポジションだった場合のリスクもプレミアム価格推移をみると確認する事ができますね。

円高・ドル安局面ではPUTを買い、円安・ドル高局面ではCALLを買うという戦略を用いてトレンドでトレードする方法や、ヘッドラインによる急激な値動きを狙ったストラドル、ストラングルの買い戦略もできます。ただ、プレミアムの想定値動きはなかなかイメージしにくいですよね。

参照:オプションの組み合わせ ストラドル、ストラングルの買い戦略


そんな時は、例えば○○円変動した時のプレミアムはいくらになるのかイメージする方法として下記の計算式を利用してみてはいかがでしょうか。

計算例 ※時間的価値は考慮せず

・取引数量×デルタ値=FXポジション

・FXポジション×値幅=変動プレミアム

例:ドル円106.00円のCALL、デルタ50%を100,000USD購入して価格が1円上昇した場合

・100,000USD×0.5=50,000USD

・50,000USD×1.0円=50,000円


この計算式で、ある程度想定した値動きに対するリターンを考えながら取引に挑めますね。

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