IV(インプライド・ボラティリティ)についての解説編 | SBI FXトレード 

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IV(インプライド・ボラティリティ)についての解説編

今回はIVインプライドボラティリティの解説と活用例をご紹介したいと思います。

(※)このコラムで行う取引は、お客さまにオプションの売買を薦めるものではありません。お取引はお客さまご自身の判断でお願い致します。

オプションFXの取引画面に表示している「IV」ってなにを表しているかご存じですか?

◆6月10日のオプション価格

「IV」はインプライド・ボラティリティですよね。

インプライド・ボラティリティ

・将来の外国為替レート(ドル円)の予想変動率を表す。

・市場参加者の将来の価格変動に対する期待度や需給が反映されている。

ボラティリティはオプション取引のプレミアムを決める要素の1つです。ボラティリティが上昇した時はプレミアムが高くなり、低下した時はプレミアムが低くなるんです。

プレミアムの価格決定要素

・原資産価格(ドル円)

・権利行使価格

・満期までの期間

・金利

・ボラティリティ

ボラティリティ プレミアム 原資産価格
上昇 高くなる 動きやすい
低下 低くなる 動きにくい

権利行使価格によってボラティリティが違っていますよね。

ボラティリティは権利行使価格毎のCALLとPUTの需要と供給の偏りによって変化します。インターバンク市場の買い手は相場変動時のリスクヘッジ(保険)としてオプションを購入する事が多く、その需要は権利行使確率が高く、プレミアムの負担が高いアット・ザ・マネー(ATM)近辺よりも権利行使確率が低く、プレミアム負担の低いアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)に集中する傾向があります。また、インターバンク市場ではイン・ザ・マネー(ITM)の取引は一般的ではありません。よって、OTMへの需給が偏る事で、ATMよりOTMのボラティリティの方が高まるため、下記のイメージ図のように両端が高くなった形状となります。この形状が笑った口の形に見えるので「スマイルカーブ」と呼ばれています。

◆ドル円PUTのイメージ図

ドル円のボラティリティの特徴

・日本では実需企業が円高・ドル安をヘッジするためにドル円のPUT買いへの需要が高くなりがちであるため、PUTとCALLのボラティリティの傾きが左右対称とならない。

日本の実需企業は一般的にドルを持っている企業が多いため、ドル円の下落へのヘッジでPUTオプションを買うんですね。

例えばドル円が下落している場面ではPUTオプションの需要が高まるため、ボラティリティも上昇します。ボラティリティの上昇によってスマイルカーブも下記イメージ図のように変化します。

◆ドル円PUTイメージ図

低いボラティリティで買っておいて、ボラティリティが高まった時に売る事ができれば理想的ですよね。オプションFXを取引する参考値としてボラティリティを活用してみようと思います。

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